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パソコンで原稿を作成する方法

ここでは、パソコンとソフトウェアを使った原稿作成のメリット&デメリット、注意点などを紹介します。
パソコンが普及して、原稿をパソコンで作成する人も多くなりましたが、しっかりとメリットとデメリットを理解しておくことが重要です。

パソコンで原稿を描く長所と短所は?

◆こんなメリットがあります!

  • デジタルの方が仕上がりがキレイ!作成から納品まで各工程の時間短縮が可能
  • 修正が楽で、修正跡が残らず奇麗に仕上がる
  • 印刷所とのデータのやり取りがオンラインなどでも可能
  • 原稿データを手元に保管可能

パソコンを使うことで、色々な面で作業効率が良くなり、仕上がりも奇麗になるということですね。

◆デメリットは以下の通り!

  • ソフト、周辺機器、通信関連など初期費用投資が必要
  • 快適な作業のためには機器等々の高いスペックが必要
  • 解像度の問題で綺麗に出力されない場合がある

要は、アナログ制作よりも費用がかかってしまうということです。ただ、その費用の多くは初期にかかるもの。
長い目で見れば、それほどのデメリットとは言えないかもしれませんね。

データ原稿作成の注意点

原稿をデータ作成する際に、絶対に知っておきたい注意点についてまとめてみました。パソコンでマンガを描こうと思っている方は、是非一通り目を通してみてくださいね!

◆原稿作成前に印刷所を決めておく

事前に印刷所を決めておくとベスト!印刷所によって出来ることや入稿ルールが異なります。原稿作成前に印刷所を決めて、入稿ルールなどについて確認し、そのルールに則って原稿作成をするのがベストです。
また、データ入稿の場合、手数料がかかる印刷所もありますから、その辺りも事前に確認しておきましょう。

◆原稿余白は3mmに設定

断ち切りを考えて、原稿の天地左右には3mmの余白を必ず入れましょう。

◆原稿作成ルールの確認

原稿を描くときにも決まりがあるから注意してね。入稿用原稿作成ルールはアナログ原稿を作る時と同じで、仕上がり線、ノンブルなどに気を付けなければなりません。

◆イラストレーター使用時の注意

文字フォントはアウトライン化する。アウトライン化しないと、印刷所で文字化けする可能性があります。
アウトライン化できないフォントを使用する場合は、事前に印刷所に印刷できるかどうか相談してみることをオススメします。
また、フォトショップで作成した画像をイラストレーターに取込んで配置する時は、埋め込まずにリンクさせましょう。
埋め込んでしまうと、画像の色修正ができなくなってしまいますので注意してくださいね。

◆版下について

データで原稿を作成したら、「紙」ではなくデータで入稿するのがベストです。
原稿データをインクジェットプリンタでグレースケール印刷したものを版下として入稿すると、奇麗に仕上がらない場合があります。

アナログで作った原稿を入稿する方法

入稿方法は、手書き原稿を直接、印刷所に持ち込むケースもあれば、郵送するという方法もあります。
また、印刷会社によっては規定の原稿用紙などもありますので、アナログ作成する場合も事前に印刷所を決めて、そちらのルールに従っておくといいでしょう。

データ表紙入稿のポイント

現在、入稿のメインはパソコンで作ったデータを入稿する方法です。こちらの方が、よりキレイに印刷できるからです!
アナログ作成も昔ながらで良いのですが、これから始める方は、ぜひパソコンで原稿作成してデータを入稿するといいですよ。

データ入稿のメリットは、印刷所での製版作業の短縮化や色調修正作業も省けりことです。
ただ、先ほども言ったように、こちらも印刷所毎に決められた入稿ルールがありますので、そのルールに従って入稿することが不可欠です。
入稿前に確認しておきたい事と、奇麗な仕上がりにするためのデータ入稿のコツとテクニックを紹介します。

◆これだけは絶対に確認しておこう!

◆印刷所で対応してくれる画像処理ソフト

デジタルの方が仕上がりがキレイ!「Photoshop」なら、ほとんどの印刷所で対応していますから、問題はありませんが、他のソフトで作成する場合は必ず対応しているかどうか確認するようにしましょう。

◆画像の圧縮形式と解像度

BMP、JPEG、GIF、PNGなど画像の形式には色々とあります。どの圧縮形式を推奨しているのかを確認して、画像を作成しましょう。印刷所が推奨する画像形式と違う形で入稿すると、印刷してもらえない場合があります。また、解像度は、どれくらいのdpiで作成するのが適切なのかも確認し、適切な解像度で作成す必要があります。

◆知っておきたい入稿のコツ&テクニック

◆入稿データサイズは「プリントサイズ」を基本に設定

データ入稿の場合も、手書き入稿と同様に化粧裁ち寸法で作成する必要があります。ファイル容量はとても大きなものになってしまい、メールに添付して送るのは難しくなります。ただ、無理に容量を圧縮すると、画質が荒くなってしまいますので避けた方が無難です。メディアに焼いて直接持ち込むなどの方法をとりましょう。

◆レイヤーや文字は「画像統合」しておく

作業中は問題ありませんが、入稿の際にはレイヤーや文字は必ず「画像を統合」し、印刷所が指定する画像圧縮形式にしておきましょう。そうしないと、使用したフォントが印刷会社にない場合、 代用されてイメージとは違った仕上がりになってしまいます。

◆印刷のカラーモードは「CMYK」

印刷では「RGB」(3原色)ではなく「CMYK」(4原色)で行われます。パソコンのモニタは「RGB」で色表現をおこなっていますから、印刷の「CMYK」ではまったく同じ色にならないことを頭に入れて制作するようにしましょう。印刷所からは、データ入稿の際に、「RGBのデータはCMYKに変換してください」と指示される場合が多いです。