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オフセット本を作る手順

同人誌の製本には手軽に費用をかけずに作るコピー製本と、印刷所に依頼しより本格的に仕上げるオフセット印刷製本があります。
ここでは、オフセット印刷を依頼してから納品されるまでの手順をまとめてみました。印刷所に原稿を持ち込む前に、お読み頂けましたら幸いです。

オフセット本の入稿手順作品が完成した!といって印刷所に原稿を持ち込んでも、イベントに間に合わなかったなんてこともあること、ご存知ですか?
とくに大きなイベントともなると、同人誌を専門に印刷する業者は混雑するようで、人気のところだと、既にいっぱいです!と、断られることもあるので注意しておきましょう!

  1. まずはじめに決めることは、参加するイベントを決めること
    その日が、印刷所からの納品日だと思っておくといいかも。
  2. その後に印刷所を決めます
    作品が出来てからだと、印刷所のルールに従った原稿を再度作成し直してから入稿することになるので、なるべく先に決めておきましょう。
  3. 業者が決まったら、原稿作りの注意点を問い合わせしましょう
  4. 原稿の作成に入っていきます。作品が完成したら、いよいよ入稿です。
    トーンがはがれていないかなど、最終的な原稿チェックをし、印刷所の指定する方法で入稿しましょう
    (印刷会社によってその方法は異なりますが、直接持ち込む方法、郵送する方法、FTPでアップする方法などがあります。)
  5. そして納品です
    イベント会場・自宅など製本された本の送り先を選べる印刷業者もあるので、事前に確認しておきましょう。

オフセット印刷のメリット・デメリット

オフセット印刷のメリットまず、オフセット印刷の一番のメリットは、同人誌としての仕上がりがコピー製本に比べ格段に奇麗に仕上がるということです。
やはり一生懸命、作ったマンガ原稿ですから、本としてもできるだけ美しく仕上げたいという気持ちが強いため、これは魅力的ですね。

もう1つメリットとして大きいのは、原稿さえ作成すればあとは印刷所に製本までを全てお願いできるので、手間が掛からないということです。
とくにページ数や製本部数が多ければ、コピーするのも製本するのも時間と労力を要する大変な作業になります。
同人誌を美しく奇麗に、そして手間をかけずに作るにはオフセット印刷が最適だということですね。

では、デメリットの方もみていきましょう。

オフセット印刷のデメリットまず、コピー製本に比べ費用が掛かってしまうということです。
印刷所に印刷から製本までを依頼する訳ですから、当然それなりの費用が発生します。とくに少部数をオフセット印刷する場合、単価が高くなってしまいます。
しかし、最近では印刷のコストも随分と低価格化してきているので、費用が掛かるからといって、一概に敬遠するのは得策ではありません。
オフセット印刷で得られるメリットと、費用のバランスをしっかりと考えて検討すると良いでしょう。

また、原稿作成の自由度にある程度制約を受けてしまうというのもデメリットと言えます。
印刷所に依頼する場合は、印刷所の入稿ルールに従って原稿を作成する必要があります。使用するソフトウェアや、原稿用紙の使用法は印刷所の指定する通りにしなげればなりません。
印刷スケジュールに合わせて、発注作業などもきちんとこなしていくことも必要です。
自分の方法とペースで自由に原稿を作成するという訳にはいかないということですね。

オフセット印刷する場合の原稿作成の注意点

オフセット本を製作する上で知っておきたい原稿作成の主な注意点についてまとめてみました。
デメリットのところで書きましたが、オフセット印刷を印刷所に依頼する場合は、コピー製本とは違って様々な原稿作成のルールがありますから、きちんとルールを守って作成することが大切です。

  • 原稿用紙は市販のモノを使用すること
  • コマ割や吹き出しは原稿用紙の枠内に配置すること
  • ノドには絵や吹き出しを描かないこと
    ※ノドとは製本する時の綴じ部分
  • 仕上げ線より外にはセリフや大事な絵を描かないこと
    ※仕上げ線とは外枠より内側5mm程内側にある線
  • ノンブル(ページ数)を必ず付けること
  • 原稿ページ数を調整すること
    ※原稿本文のページ数は、A5 サイズの場合は 8P単位、B5 サイズの場合は 4P単位となる場合が多いです

印刷所によっては他にも原稿作成のルールがある場合があります。事前に印刷をお任せしたい業者のHPや、電話などで、しっかりとルールを確認しておくことが大切です。

印刷依頼時の注意点

印刷と製本を印刷所にお願いする時に注意しなくてはならないことをまとめてみました。

  • 手間がかかりそうな印刷原稿は早めに入稿して相談!
    特に表紙など、ちょっと凝った装丁を考えている場合は、早めに原稿を入稿し事前にきちんと印刷所へ相談するとスムーズです。
  • 印刷所へは先払いが多い!
    印刷所へ依頼する際は、料金の先払いが基本です。必要な費用を確認し、資金を作ってから依頼するのがベターです。
  • 印刷所へはわがままな依頼をしない!
    印刷所で対応できることにも限度はあります。色々と相談してみることは悪いことではありませんが、あまりに無理難題を言うのは禁物です。

印刷所へのマナーも忘れずに!お金を払って印刷を依頼するからと言って、好き勝手を言って良いという訳ではありまえん。
お互いに信頼できる良い関係を築くためにも、依頼する際にはマナーも忘れずに!